hatto design blog

平凡な毎日が、私をつくる。

アクリル絵の具でつくる、オリジナルバッグ。

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姉への誕生日プレゼント用に、トートバッグをアクリル絵の具でペイントしてみた。
なかなか好みのピッチのボーダーに出会えないので、なければ作れ!と。

[用意するもの]
○バッグ→今回は無印良品の「撥水コットンファスナー付きトート・小 生成」を使用。
○アクリル絵の具→家にあったリキテックスを使用。
マスキングテープ→ビニールテープで代用。
○絵筆→なんでも可。傷んでもよい安物。
※家にあったものを使っているので、道具は絶対にコレ!というワケではありません。

アクリル絵の具は水溶性で、乾くと耐水性になります。
グレーはジェッソ(下地剤)に黒のリキテックスソフトタイプを混ぜています。
ジェッソはテクスチャがゆるめなので、ソフトタイプの白と混ぜた方がいいかも。
チューブの色をそのまま使うなら、使う分だけ出して追加すればいいのですが、混色する場合は多めに作っておいた方が安心。同じ色を作るの苦手なんで…。
リキテックス以外にも、アクリル絵の具がはいろんなメーカーから出ています。

Adobe Illustratorを使うと、バッグに対してのバランスを決めやすいです。
(イラレは計算ソフトなので実寸を数値で調整したりできます)
なければ定規で測ったり、適当な紙を切って配置してみたり。
 

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絵の具をのせない(生地の色を残す)部分だけマスキングします。
文字はボーダーを塗ったあとに重ねるので、とりあえず気にせずシマシマに。
ちょうどいいマスキングテープがなかったので、ビニールテープで代用。
別にヒゲテープの必要はないです。ちなみにFlying Tigerで200円?くらい。
テープはあまり粘着力が強すぎなければ大丈夫だと思いますが、素材によってはマスキングテープじゃないと糊と一緒にやぶれたりする可能性大。紙とか。

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はがす時、めっちゃ気持ちいい…!
素材が布なので、絵の具は紙にのせる時のようにスルスルとのびません。
筆先に少しずつ絵の具をとり、叩き込むように広げていきます。
水を含ませると多少はのびがよくなりますが、発色が悪くなり、乾くと薄くなります。
布によっては水が多いとにじみの原因になり、マスキングしても色がハミ出るかも。
いろいろ試しながら、仕上がりによって変えてみるとヨイですね。

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文字の部分は、好きな歌詞とかでも◯
コピー用紙だと薄くて心もとないので、厚手のマット紙に家のプリンタで出力。
あまり字数の多いものやポイント数が小さすぎるものは、塗る前のカットで挫折します…。
デザインナイフアートナイフがあると、アールの部分なども切りやすいです。
カッターの刃は消耗品です、切れなくなったら躊躇せず折りましょう。

あとで気づいたけど、裏に両面テープを貼れば簡易マスキングシートになるなー。

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仕上がり。
ボーダー部分がかなりムラになっています。グランジ風?
重ね塗りすればもう少し色はのりますが、絵の具が厚くかたまってガビガビ?になったり、割れたりするので…ムラムラが嫌なら既製品を買えばいいじゃないの。

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底面にメッセージをスタンプ。
文字を組み合わせられるスタンプがいろいろあるので、お好みで。
絵の具が完璧に乾くまで72時間、放置。
そのあと、当て布をしてアイロンで定着させて完成。

バッグ以外は家にあるものしか使っていないので、エコです(私のおサイフに)。
布用のペインティングジェッソみたいなんもあるらしい。高そう。